【POD】世界がセ・カ・イになったとき/無名の学び
「えっ、国民的辞書に“誤り”がある!?」「それも一つや二つではない!」このことに気づいた高校時代の著者は、動揺する。自分でも権威に立ち向かえる意気込みと、では何を信用したらいいのかとの不安が交差する。この事実に知的に潔癖であった著者は、狼狽したのである。
昨今の要領よい勉強の語りが多い中で、愚直にも一つ一つの疑問を大切にしてきた高校時代を思い起こす。勉強する意義って何だ?誰もが一度は疑問を抱くが、悠長に考える暇がないのも事実である。
真面目に真剣に取り組んできた著者が、周囲への疑心と自分への不甲斐なさを増長させ、次第に社会との接点を失ってゆく。この先どうなるか。不安で押しつぶされそうになる。そんな著者が、勉強することの意味を問い詰めなおし、再起を図っていくドキュメント。
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