- 129
- 4.11
マイクを握れ、わが子と戦え! 山間の町で穏やかに暮らす深見明子。 女手一つで育て上げた一人息子の雄大は、二度の離婚に借金まみれ。 そんな時、偶然にも雄大がラップバトルの大会に出場することを知った明子。 「きっとこれが、人生最後のチャンスだ」 明子はマイクを握り立ち上がるーー! 『晴れ、時々くらげを呼ぶ』『檸檬先生』などで最注目の新人賞から、今年も文芸界のニュースターが誕生! 第16回小説現代長編新人賞受賞作。 ーーーーーー 選考委員も激賞! こんなにスカッと面白い作品が新人賞なら、いっそ清々しいじゃないか!(中略)おかんのラップが響く今宵、この余韻! ーー朝井まかて 「親との戦い」ではなく、親の側から「子との戦い」を力強く描いた、大人の小説であると感じさせられた。 ーー宮内悠介
レビュー(129件)
満足です!
レビューが良いので購入しました。読みやすく面白かったです。
うーむ
mcバトルが昔っから大好きで、朝日新聞で紹介されてたので買いました。 バトルを文体で読み取る難しさ、親子バトルなどというなかなかありえない設定。雄大との関係をさまざまな人と比べたり出し入れして進行していますが、どうしてもピンと来なかった。 息子だからかな。母が読むといいんだろうか。
最初に知ったのは新聞の本の紹介。すごい出会いをした、と書かれていて惹かれるものがありました。その後、本のレビューを見て、皆さん良いと書かれていたので購入を決めました。まだ読んでいないのですが、これから楽しみです。
新品で購入したはずですが本自体が表紙含め折れていたりしわくちゃになっていたりと、新品とは思えない状態で届きました。
ラップが楽しい
ラップがしばらく頭から離れない、珍しくこの手の文学賞受賞作では楽しく読めました。