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絵巻『熈代勝覧』は、今から200年前、文化文政期の江戸、今川橋から日本橋までの大通りを俯瞰描写した12mの大作。越後屋(現・三越)や木屋など88軒の問屋や店、魚河岸の賑わい、さまざまな職種の人びと1671人がいきいきと描かれている。丹念に描き込まれた町並みからは都市構造や建築史的に見ても多くが読みとれるし、看板や暖簾などに小さな文字で書き込まれた多種多様な情報が、作品のリアリティとなっている。本書は、近世の風俗・文化・美術に詳しい江戸東京博物館教授の著者とともに、見れば見るほど面白い、この絵巻をじっくりと読み解き、活気あふれる江戸のメインストリート・日本橋の日常にタイムスリップして存分に味わう。
レビュー(10件)
東京メトロ「三越前駅」地下コンコース壁面に展示している複製絵巻を見てみたいと思って購入しました。 大河ドラマより少し後の時代風景になりますが、日本橋界隈の賑やかさが伝わってきます。
宝
この本の内容は日本の宝です。江戸時代の人々のなんと活気のある表情か。
大興奮です。
日本橋の三越前駅に展示してある熈代勝覧の複製絵巻を見に行き、いつまでも見ていたい位に夢中になってしまいました。この本を見つけ、早速購入しました。最高です。最近よく読んでいる時代小説の背景がぐっと身近になりました。
すばやく購入
ショップに在庫がないため、ネットで購入しました。 すぐに購入でき満足してます。
絵も解説文も見飽きることがありません。日ごろよく歩く日本橋がますます好きになりました。江戸の昔も現代も人々の日常にかわりがないことがわかりなんだかうれしくなりました。