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裂き織りによく見られがちな織りの技法とそのコツを中心に美しく仕上げるコツを網羅。 さらに裂き織りのフィンランドや日本各地の歴史や特徴なども紹介した、裂き織りについての決定版的な書籍です。 裂き織りに使う技法としては、普通の柄布の裂き織り、綾織りと杉綾、網代斜紋、たて引き返し織り・よこ引き返し織り、千鳥格子・網代、畝織り・リップス織り、キャンバス織り・ななこ織り、横の浮き織り・縦の浮き織り、開口の浮き織り・スペース織り、模紗織りパターン・へちま織り、模紗織りパターン、よろけ縞、ノット織り・ループ織り、はさみ織り・綴れ、開口のはさみ織り、はさみ織りのツイストパターン、もじり織り・コインレース、六角もじり、斜線織り、たて吉野織り・よこ吉野織り、二重織り、オーバーショット、昼夜織り、クラックル織り、メガネ織り、トルコ朱子、ワッフル織りなどを掲載しています。 また、一着の着物(銘仙・浴衣・お召)からどれくらいの布が織れるかなど、読者にとって興味深い内容を取り入れたり、裂き織り紀行と題し、佐渡島裂き織り会館や東北南部裂き織り、こぎん刺しと菱刺し、フィンランド・アホネン工房などへの取材も行っています。 ■目次 裂き織りのベスト 特別寄稿 裂織の魅力(京都染織学芸舎主宰 富山弘基) Chapter 1 一枚の布からできる裂き織り Chapter 2 裂き織りの技法(前編) Chapter 3 裂き織りの技法(後編) Chapter 4 裂き織りのコツ Chapter 5 裂き織り紀行 Chapter 6 裂き織り小物 **********************
レビュー(6件)
しっかり活用
今まで、図書館で借りていましたが、やっと手に入れることができました。 丁寧に解説してあるので、裂き織り上達のため、しっかり活用できそうです。
箕輪さんは「咲きおり」の人、のイメージです。他の箕輪さんの本は簡単そうに見える分、少々やぼったいものもあり、好みが分かれるところではないでしょうか。難易度が上がるとそれなりに洗練された作品もありますが、8枚ソウコウのものを卓上機で織る気力はなかなかでません。いろいろ言いましたが全体的に丁寧に説明してあると思います。この大全シリーズは独学で学ぶには良い教科書だと思います。
内容もきちんと整理され分かり易く良かったです。
裂きおりはしないつもりでいたので、 こちらはいらないかな~なんて思っていましたが、 いろいろとヒントがもらえるものがたくさんあって、 購入してよかったです。
想像以上に使えそうです
欲しい欲しいと思っていたのですがお値段もあるので迷っていました。届いて内容を見て買って良かったと思いました。裂き織りの基本からどういう布を使ったらよいかとか、同じ布でも裂き方によって柄の出方が違うとか、様々な技法が載っていてこの1冊で色々と試して自分なりの作品を作ってみたいと意欲がわきました。