なんか、怖い話ない?
異界が覗き、怪異の似合う古い街。
男たちが喫茶店に集ってすること、とはーー。
男子会で、ホラーをダベる。京都、横浜、東京、神戸、大阪、再びの京都ーー。なぜ多忙な四人の男たち(外科医、検事、作曲家、音楽プロデューサー)は、わざわざ遠出して喫茶店を何軒もハシゴしながら、怪談を披露し合うのかーー。そして、いつも茫洋としているが、気づくとなにか肝心なことをぼそっと呟く塚崎多聞とは誰なのか?
ホラー小説家としてデビュー(『六番目の小夜子』)した著者による、深煎りネルドリップ、男子ホラーはいかが? 奇妙な味がじわじわ恐い(ほぼ実話)全6編。
レビュー(20件)
ちょっと、思ったのと違った
感想は人それぞれだと思いますが、もう少し怖いのかなと勝手に期待しており、思ったのとちょっと違ってました。
各章毎に集合場所が変わり、3人から4人の男性によって、とりとめなく怪談的エピソードが語られていくのですが、章毎にちゃんと落ちがあります。好きな作家さんなので、一章毎に毎晩読もうと思ったのに、一気読みしてしまいました。もったいない(笑)。一つ一つのエピソードが面白く、それぞれを広げれば長編小説になりそうなのに、ネタをぎゅうぎゅうに惜しげもなく使ってあります。もったいない(笑)。個人的には携帯の歩数計アプリのお話が一番好き。