中華人民共和国出身。本国で中医師免許を取得後,日本で西洋医学を学んだ著者が,日本人向けに中医学の基礎を簡潔・平易に解説,同時に著者自身の新しい考え方を盛り込んだ基本テキスト。
2001年刊行の初版以降,「理論的かつ臨床に役立つ」と大好評の中医学入門書・最新版。
■本書の特色
1)中医学説を,日常生活の場面などで図解しながら解説した。
2)中医学説のあいまいな面を見直し,できるだけ体系的・論理的に説明した。
3)臓腑弁証(診断)と経絡・経穴のつながりを初めて検討・提唱した。
4)これまで中医学ではっきりと分かっていなかったことを検討し,独自の考え方を提唱した。
5)一日の時間帯が病気と関係していることを検討して提起した。
はじめに
序 章 人間と自然界
第1章 点
(定義:「点」とは人体の働きの特徴のことである)
第1節 前面/第2節 後面/第3節 側面/附:穴位(経穴)
第2章 線
(定義:「線」とは,「点」〔働きの特徴〕とその点と直接つながっているものとの関係のことである。すなわち「線」とは,点と,栄養・働きを行う場所・排泄物の流れる道・経絡などとの関係のことである)
第1節 栄養/第2節 排泄物(腑)/第3節 経絡/附:陰陽/附:臓腑
第3章 面
(定義:「面」とは,体内の三つ以上のものの互いの関係のことである。すなわち「面」とは,人体内の働き・栄養・排泄物などの互いの関係のことである)
第1節 気(働きと働き)/第2節 血(栄養と働き)/第3節 水(排泄物)と働き・栄養
第4節 経絡/第5節 体表の反応点/附:五行/附:特別なこと
第4章 方
(定義:「方」とは,環境と人体の中のものとの間接的かつ複雑につながっているものの関係のことである。すなわち「方」とは,動き・食べ物・気候・夢〔情志〕・その他という環境と人体の関係のことである)
第1節 動き/第2節 食べ物/第3節 気候/第4節 夢(情志)/第5節 その他(病理産物)
第5章 円(時間帯)
(定義:「円」とは,時間帯と「点・線・面・方」の関係のことである)
「新・臨床中医学」診察カルテ
「新・臨床中医学」動き負荷テストのカルテ
あとがき
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