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大阪と聞いて何を思いうかべるだろうか?芸人顔負けのおばちゃん、アンチ巨人の熱狂的阪神ファン、ドケチでがめつい商売人…これらは東京のメディアが誇張し、大阪側も話を盛ってひろがった、作り物の大阪的イメージだ。「おもろいおばはん」の登場は予算のない在阪局が素人出演番組を安く量産した結果だし、阪神戦のテレビ中継がまだない一九六〇年代、甲子園球場は対巨人戦以外ガラガラだった。ドケチな印象もテレビドラマが植えつけたもので、「がめつい」は本来、大阪言葉ではなかった。多面的な視点から、紋切型の大阪像をくつがえす。
レビュー(20件)
面白いが、、、
面白かったです。 大阪をはじめ、関西の文化・風俗について独自の視点で掘り下げられています。 「京都ぎらい」や「京都まみれ」もそうでしたが、この作者は一般大衆とは違ったものの見方を提示してくれるので、読むと新たな発見があります。 ただ、他の方もレビューに書いているとおり、重複が多いです。 同じことの繰り返しが本書内にあまりに多いので、ページ数のわりに、内容としては薄いです。 ページ稼ぎでしょうか?
面白いです
読みたかった本で届いてすぐ読み始めました。面白いです。 発送翌日に届き、いつもお店の対応は親切迅速で良いです。
なるほど
「京都ぎらい」の方が、パワーがあったかもしれませんが、筆者の個性が良く出ていて楽しめますね。
文章の重複が多すぎます。
好きな著者、大阪のアプローチはおもしろかったけど、文章の反復と重複が多すぎ。芦屋マダム好きなのは分かったから、京都本に戻ろう。神戸や奈良で本を書いたら、次は買いません。洛外から見た洛中へのひがみがあなたのアイデンティです。