S・J・グールドが死の直前の20年の歳月をかけて書き上げた進化理論の歴史の集大成。ダーウィニズムのロジックについての長大な論証を経て、ダーウィン進化理論の拡張を試みた大傑作。世界中のファンを今も魅了する洒脱にして重厚な文体が冴え渡るドラマティックなエピソード満載。図版多数収録。
II巻は、創造説との闘い、ドーキンスとの角逐、自身の断続平衡説をめぐる論争などを収めた[現代篇]。
「本書がグールドというマルチな碩学が残したマグヌム・オプス(最大傑作)である点に関しては、誰にも異論はないだろう。本書は、その出版以来、世界中の進化学徒の書棚に飾られてきた。通読した人がはたしてどれほどいるかは怪しいが、たとえ拾い読みでも、それだけの価値はある。本書ではサイエンスライターとしてのグールドの魅力もたっぷり味わえるからだ。」(訳者あとがき)
第二部 進化理論の修正と拡張に向けて
8章 淘汰の階層理論における個体としての種
9章 断続平衡説および大進化理論の正当性
10章 個体発生と系統発生における統合と適応[構造と機能]-歴史的な拘束と発生の進化
11章 個体発生と系統発生における拘束と適応[構造と機能]の統合ー構造的な拘束、スパンドレル、大進化における外適応の重要性
12章 時間の塁層と外挿論の審理に一般理論と偶発的な歴史の相互作用に関するエピローグを添えて
索引/参考文献/訳者あとがき
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