職場での行き違いや、家庭での夫婦の仲違いが起こる前に、男女のコミュニケーション・ストレスが生まれている。「正しいのは、客観的に判断できる僕」「正しいのは、相手の気持ちに寄り添える私」……。男女の脳のあり方に起因する「感性の呪縛」を乗り越えるには、本書で紹介する四つの共感テクニックや、男性に話しかけるときの3秒ルールといった知恵が効果的。さらに「タスク・イーブン」ではなく「ストレス・イーブン」(することではなく、ストレスを等分する)という新たな発想も提案。職場でも夫婦間でも、友人・恋人関係でも極めて有効な、男女コミュニケーションの教科書。
「ヒトの脳には『感性の呪縛』があり、どうしたって、自分が正しく、相手が愚かに見えるようにできている。(中略)それが、男女理解を阻むのである。
私がたまさか『感性の呪縛』を乗り越えられたのは、人工知能に人間のありようを教える手法を研究していたからだ(「はじめに」より)」
レビュー(12件)
黒川伊保子さんの本は一通り読んでいます。こちらの本は、まとめ的な内容で、最初の一冊としてオススメできます。異性と接する際にどういった点に気を使えばよいのか?といった心構えから始まり、非常に実践的な内容です。年齢を問わず活用できる良書です。
コミュニケーションのバイブル本!!
今まで読んだコミュニケーションに関する本の中での最高傑作です! 男女の脳の違いに関する本は色々とありますが、それを職場や教育にまで落とし込んだ物はありませんでした。この本の凄い所は、具体的なエピソードを通じて、説明されなければ理解出来ない事を著者のこれまでの研究と経験に基づき見事に解説されている事です。誰にでも思い当たる節があると思います。しかも、息子さんとの関係性から多様性に関する重要な考え方を提供、証明されており説得力が半端ないです。 この本の内容を義務教育で学ぶ日が来れば、人間関係の摩擦は少なくなり、延いては日本の少子化対策にまでなるのではないかと本気で思いました。誰にでも一読の価値があると思います。 今、この本に出会えて良かったです!