ある日著者は、勝手知ったる自宅の階段で足を滑らせた。その後、夫も階段から落ちて尻餅をつく。もしかして、これが老いの気配というものか?思い立ったが吉日。高齢期を前にした夫婦は大改築を決断する。目指すは、できるだけ長く自立して暮らすための安全な家だ。ここもあそこも直したいけれど、予算は限られている。一体、何から始めればいいの?どんな設計家に頼めばいいのか。お金の捻出は。公的支援はあてにできるのか。試行錯誤の日々から見えてきた、理想のかたちとは。どう住まうかを考えることは、どう生きるかに通じる、というノンフィクション作家の家つくり奮闘記。
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