本書の構成は第1部と第2部からなる。
第1部では、2001年〜2018年のドイツ演劇
(シュレーフ、イェリネク、ヒュプナー、
ファスビンダー、ツァデク、ノイエンフェルス等の劇作家たち)
の情況をレポート。
第2部では、新聞・雑誌・演劇プログラムに掲載した
「ドイツ演劇」に関する劇評・書評をまとめる。
"第一部 ドイツ演劇クロニクル
[1]二〇〇一年 アイナー・シュレーフの死去
[2]二〇〇二年 予算削減と民営化・合併の嵐
[3]二〇〇三年 イラク戦争への異議申し立て
[4] 二〇〇四年 イェリネクのノーベル文学賞受賞
[5] 二〇〇五年 日本におけるドイツ年
[6] 二〇〇六年 自主検閲批判と文化の多様性保護条約採択
[7] 二〇〇七年 ドイツ演劇ファウスト賞
[8] 二〇〇八年 テ今 日の演劇アター・ホイテ誌の劇評家アンケート
[9] 二〇〇九年 「危機に対抗する芸術」宣言
[10] 二〇一〇年 フェスティバル・トーキョー、マルターラー、シュリンゲンジーフ
[11] 二〇一一年 フクシマ原発とイェリネク『光のない』
[12] 二〇一二年 「いつまでも嵐」あるいはハントケ、ローアー、イェリネク
[13] 二〇一三年 ミュルハイム劇作家賞など
[14] 二〇一四年 ウィーン、ライプチヒ、ベルリンのスキャンダル
[15] 二〇一五年 難民問題への対峙
[16] 二〇一六年 難民問題への対峙、再び
[17] 二〇一七年 カストルフ伝説の終わるベルリン・フォルクスビューネ劇場
[18] 二〇一八年 ベルリン・フォルクスビューネ劇場のデルコン退任
第二部 演劇レビュー
1 ベルリン
[1] それで? お前自身は一体どうなんだよ?
[2] シャウビューネ劇場とブルク劇場あるいはベルリンとウィーン
[3] 二〇〇二年夏、東京のドイツ演劇
[4] 「憎しみ愛」の閉塞世界
[5] 「暴発」する女・子供のシャウビューネ公
[6] レッシング『エミーリア・ガロッティ』
2 ウィーン
[1] ウィーン・ブルク劇場
[2] ウィーン・ブルク劇場 昔と今と
[3] ラディカルな挑発の「織物」
[4] エルフリーデ・イェリネク
[5] エルフリーデ・イェリネクの一撃
[6] エルフリーデ・イェリネク『雲。家。』
[7] トーマス・ベルンハルトの『伐採』とクリスチアン・ルパの演出
3 その他
[1] 乾いた「声」のブレヒト演出
[2] 声無き「叫び」の充満する多層的時空舞台
[3] 『演劇インタラクティヴ 日本×ドイツ』
[4] パラドックスに耐える胆力
[5] 丸山匠先生とドイツ演劇
あとがき
初出一覧"
レビュー(0件)