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歌人・木下龍也さんが「お題」を受けて作歌する、短歌の個人販売プロジェクトが一冊の本になりました。 これまで作歌した700首の中から「100題100首」を収めています。 歌人がひとりの想い(お題)と向き合うことで生まれた短歌が詰まった歌集です。 【掲載予定のお題と短歌よりご紹介】 (お題)長い間、片想いしていた相手がいます。もう前に進もうと決めました。背中を押してくれる短歌をください。 (短歌)ふりむけば君しかいない夜のバスだから私はここで降りるね (お題)私は梅雨の時期に生まれました。雨が好きで、雨の短歌を詠んでいただきたいです。 (短歌)部屋にいる以外をしない雨の日の炎のようなあなたの寝癖 (お題)最近ずっともやもやとした悩みを抱えています。励みとなる短歌をください。 (短歌)いつからか頭のなかで飼っている悩みがついにお手を覚えた (お題)まっすぐ生きたい。それだけを願っているのに、中々そうできません。まっすぐに生きられる短歌をお願いします。 (短歌)「まっすぐ」の文字のどれもが持っているカーブが日々にあったっていい 装丁:名久井直子
レビュー(151件)
愛された犬は
良い歌集でした Twitterで話題になった犬の短歌を目当てに購入 きっと歌人は、犬好きさんだ 老眼になり読書が億劫になった年代の人は、短歌や俳句の本、良いですよ
秀逸です
沁みますね。ページをめくる度にハッとさせられております。折に触れ、何度も開いています。
ぼーっと読んでいると時々はっと刺されます
あなたのための。本当に一つ一つの、あなたからの依頼に寄り添って作られていて、心にしみます。何度も読み返しています。短歌の魅力にはまりました。
最近、短歌っていいなと思い始めて初めて短歌集を書いました。 何度も読み返しています。