あの名作がマリコマジックで極上エンタメに
「彼女はまるでグリーンアイの猫。
可愛くてわがままでやんちゃでツンデレ。
どんな時代でも生き抜く精神に勇気をもらえる。
こんなヒロイン、好きにならずにいられます?」--大地真央(女優)
敗戦で財産も家族も失ったスカーレット。飢えと貧困、明日のことすらわからないどん底の状態から、持ち前の生命力で愛する実家の大農園を立て直し、こじらせた初恋を抱えながら三度の結婚をくり返して激動の時代を生き抜く。そして気づいた、本当の愛と友情…。
名作『風と共に去りぬ』がマリコマジックで最高に面白い一人称小説に生まれ変わる。激動の時代を生き抜く不屈の女性を描いた、今こそ読みたいノンストップエンタメ一代記!!
【編集担当からのおすすめ情報】
疫病や戦争で、世界全体が不穏な空気に包まれている現代。『私はスカーレット』に描かれる約160年前も、まさにそんな時代でした。スカーレットはそれまでの文芸作品に登場するような、優しく貞淑な女性ではありません。わがままで、お金が大好きで、時に弱い者に辛く当たるような癇癪持ちでもあります。一方で、どん底の状態から何としてでも這い上がろうという強さに溢れ、義理堅さや責任感の強さを発揮する一面も。そんなスカーレットの魅力を、宝塚時代と退団後に舞台でスカーレットを演じた女優の大地真央さんが語ってくださった言葉が、本書の帯を飾っています。本書をお読みいただき、ぜひその魅力をご堪能ください。
レビュー(16件)
もしかしたら私の大好きなスカーレットは『潜在的攻撃性パーソナリティ障害』だったのでは?と思えて、何だかなぁ…ちょっとショック。良心というものがなく、自信過剰で他人を見下し、お金の為なら平気で嘘をつき、他人の婚約者まで盗む。物語の主人公とはいえ、昔からこういう人いたのね。現在、スカーレットの内面そのものの女性が身近にいて、周りの人とのトラブルの原因になっていることもあり、途中からはスカーレットがその女性にしか思えなくなってしまい苦笑…。20代にTV映画番組で『風と共に去りぬ』を初めて観て感動し、文庫本を購入。DVDも購入して、これまで幾度も鑑賞しました。時代を生き抜くためにはメラニーの優しさよりも、スカーレットの強さが必要だと思っていました。一人称『私はスカーレット』の心の声を読んで、良心を持たないスカーレットのもとにレット・バトラーが戻って来ることはないと確信。物語に続編はなく完結していた事がわかり、久々にDVDも観たくなりました。『風と共に去りぬ』+『私はスカーレット上・下巻』で心がスッキリしました。読んで良かったです。