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戦慄の本格ホラー推理!山深い村に蔓延る恐怖の連続! 神々櫛(かがぐし)村。谺呀治(かがち)家と神櫛(かみぐし)家、2つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。本格ミステリーとホラーの魅力が圧倒的世界観で迫る「刀城言耶(とうじょうげんや)」シリーズ第1長編。 憑き物の恐怖 カカシ様の戦慄 連続する人死にの謎 戦慄の本格ホラー推理!山深い村に蔓延る恐怖の連続!神々櫛(かがぐし)村絵図、現場見取り図を追加、待望の文庫化! 神々櫛村。谺呀治(かがち)家と神櫛(かみぐし)家、2つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。本格ミステリーとホラーの魅力が圧倒的世界観で迫る「刀城言耶(とうじょうげんや)」シリーズ第1長編。 ※本書は2006年2月、原書房より単行本として刊行されました。 はじめに 神々櫛村絵図 壱 巫神堂 弐 上屋の奥座敷 参 隠居所 肆 邑寿川 伍 上屋の客間 陸 行き逢い筋 シチ 巫神堂 おわりに
レビュー(193件)
三田先生のファンです。江戸川乱歩好きな方におすすめです。ホラーとサスペンスやミステリー、民俗学を合わせたような感じです。そしておもしろいです。
読みやすい文章の作家だと思います。ただ、同じ音の名前が出て来てややこしくて面倒臭かった。
怖いです
三津田さん特有の怖さです。 憑きもの家系を中心にした内容なんですが、不可解な事件が多発してとても不気味です。 刀城言耶シリーズ第1弾です。
何というか、
本格好きとしては戴けないです。 ホラー色が強いのは別に良いし、余韻に謎を残すのも味になっているので良く、登場人物の名前も混乱するくらいならまだ良いんですが、謎解き終盤であの迷探偵ぶりはないです。
ミステリー小説
三津田信三さんの本は横溝正史っぽくて、ハマりそうです。 こういう因習に囚われた山村での殺人事件、好きです。