カズ＆マール

いまさらですが・・・

話題の作品なので、一度読んでみようと思ってました。しかしながら、全３巻となる長編を最初から最後まで読み通す自信がなかったので、とりあえず、第３巻（ＢＯＯＫ３）を最初に購入してみました。いまさらながらですが、内容はもとより、登場人物の話題ごとに章が入れ替わる構成のおもしろさもあって、どうしても話の経緯が知りたくなり、結局、ＢＯＯＫ２・ＢＯＯＫ１の順に、全３巻を買い揃えてしまいました。落ち着いて読む時間がとれないので、通院時の待ち時間に読みふけっています。今は、ＢＯＯＫ１の最初からまた読み直しているところです。ただ、持ち歩くには若干大きいので、もう一回り小さいと便利かな、と思いました。

みりん93

村上さんの新世界

今まで、俗に言う村上春樹さんの『売れ筋』作品はあまり好きではありませんでした。マイナーな作品の方に、秀作があるといつも感じでいましたから…。 今回、この不況下の中だからこそ売れたのであろう本作品。大江健三郎の『宙返り』を彷彿とさせる内容ながらも、楽しめます。エンタテインメント性が強く出ているからのような気も。Book３では、更にそれが加速するような。歳を召されるたびに「愛」というテーマがあからさまに、“若く”表現されるようになった感が私にはあります。内容よりも、読者が読み進め易い文章力に感嘆します。

Superior Things

氏の本はほとんど読んでいますが、BOOK3は本当に必要だったのかよくわかりません。彼に似合わず、詳細説明になっているような気がします。確かにBOOK2の終わり方は今一でしたが、2.5位にしておいて良かったのかも。

tomogreen

book１はすごく面白く、 でも2はなんか中だるみってか、うーんって感じで、 春樹作品はほぼ制覇の私も、 3はどうしようと思ってたけど、 やっぱり読んで正解。 面白かった。

あんぷり

１、２巻を友人から拝借して読んだがこちらに３巻目が回ってくるのはまだ時間がかかりそうだと踏んだので、我慢できずに購入。本は基本的に購入しません、図書館でお借りします。すみません。若いころに「世界の終り・・」を読んでから私には面白さが理解できないので村上春樹は向いてないんだな、とそれ以降の作品には話題になろうと見向きもしなかったのだが、たまたまの友人の好意で今更ながら村上春樹ワールドに没入。ノルウェー、カフカと図書館で借りました。凄い面白いじゃん。こちらが適齢期になったということかな。