日本思想史上で今も異彩を放つ革新右翼のカリスマ、北一輝。
彼は何を目指し、何に破れたのか?
『国体論及び純正社会主義』で明治期政治体制の構造的欠陥を撃ち、続く『国家改造案原理大綱』で青年将校たちの思想的バックボーンとなった北一輝。
二・二六事件で破滅を迎えるまでの、北一輝の政治理論と歴史との相克、彼に心酔する革新右翼活動家らとのパセティックな日々を描き、彼らの「夢」と「錯誤」に迫るーー
その生涯のクライマックスから終焉を活写した、迫真のノンフィクション小説
一 改造の目標
二 現れた盟友
三 革命資金の調達
四 流産した十月決起
五 暗殺未遂事件
六 隠し部屋の告白
七 宮城占拠交渉
八 正義軍が往く
九 暗黒裁判
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