「イエスは黒人なのだ! ブラックパワーは福音だ」黒人神学の泰斗、ジェイムズ・H・コーンに学ぶため、二七歳の筆者はNYにあるユニオン神学校の門を叩いた。教室にさざめいたハレルヤ。ブラック・ライヴズ・マターという仲間たちの叫び。奴隷制以来、四〇〇年に及ぶ苦難の歴史に応答することはできるのか? 魂をゆさぶる言葉の旅。
プロローグ
第1部 400Years
1 褪せた本
「キリスト教神学とは解放の神学である」
2 秘密のトンネル
「マルコムを忘れてしまえば、私たちはキングまでも誤って記憶してしまうぞ」
3 土曜日の霊性
「スマートなのは、携帯電話だけでいい」
4 タワーと闘え
「でもペテロは誰なの。あなた?」
第2部 Find Your Voice
5 アリマタヤのヨセフ
「黒人以外の人間が、黒人の背負ってきた苦しみや痛みを理解するのは難しい」
6 自分の声
「説教できないものを書きたくはない」
7 最後の授業
「もし何かを始めたなら、もう後戻りすることはできない」
8 誰にも言わないと言ったけれど
「憎しみは担うに重すぎる荷物となる」
9 コロナ禍の覚書
「世界の救済は、不順応にかかっている」
エピローグ
謝辞
参考文献・解説
レビュー(6件)
キリスト教や黒人神学についての知識がなくても読めるとのことで挑戦してみましたが、とても面白く読み終えました。 読む前は正直、黒人神学に全く興味がなかったのですが、関連書籍を読んでみようという気になりました。 熱量のある本です。紹介文に“魂をゆさぶる言葉の旅”とありますが、まさに、です。 久々に友人にもおすすめしたいなと思える本に出会いました。この本は再読すると思います。