一冊目の方が内容的な密度は濃い気がしますが、ボリュームはあります。長谷川りん二郎の「猫」のモデルになったタローについて、未刊行の手稿やアトリエ内での写真、履歴書(タローの肉球印入り!)などが掲載されており良かったです。萩原葉子が手作りしたというアートブックも素敵でした。,作家の猫(1)のほうが中身が濃かったように思います。,猫好きの作家と作家に愛された猫の物語、第2弾。,「作家の猫」の第一巻と同様に、すでに故人となられた作家さんが愛した猫さんたちの日常の素顔が満載です。中でも赤塚不二夫さんが溺愛したハチワレ猫さんの「菊千代」のバンザイ姿も掲載されていて、とても感激しました。 それぞれの猫さんとの出会いから別れまでを、淡々と書き添えされていて、読み終わった後には悲しくなるよりも、不思議と穏やかな気持ちになれて、今は天国にいる作家さんと猫さんに、手を合わせて合掌しました。
レビュー(8件)
作家と猫
一冊目の方が内容的な密度は濃い気がしますが、ボリュームはあります。長谷川りん二郎の「猫」のモデルになったタローについて、未刊行の手稿やアトリエ内での写真、履歴書(タローの肉球印入り!)などが掲載されており良かったです。萩原葉子が手作りしたというアートブックも素敵でした。
作家の猫(1)のほうが中身が濃かったように思います。
猫好きの作家と作家に愛された猫の物語、第2弾。
今は亡き作家さんの猫さんたち
「作家の猫」の第一巻と同様に、すでに故人となられた作家さんが愛した猫さんたちの日常の素顔が満載です。中でも赤塚不二夫さんが溺愛したハチワレ猫さんの「菊千代」のバンザイ姿も掲載されていて、とても感激しました。 それぞれの猫さんとの出会いから別れまでを、淡々と書き添えされていて、読み終わった後には悲しくなるよりも、不思議と穏やかな気持ちになれて、今は天国にいる作家さんと猫さんに、手を合わせて合掌しました。