六年に一度あるが、毎回同じものではない。
「暴力」や「危険」、「伝統」や「素朴」だけではない。
時代とともに移ろい、生身の人間たちが生々しく生きる生活の一部である、諏訪大社御柱祭。この大規模な祭礼の今の姿を、「反復」される中にある「一回性のもの」に着目しながら多角的に描き出す。
はじめに
序論
第1部 御柱祭概説
第1章 御柱祭
第2部 御柱の来歴
第2章 樅の木が御柱になるー用材調達
第3章 御柱を曳くー曳き綱はいかに製作されるのか
第4章 御柱を「ご神木」にするー木遣り唄の役割
第5章 欠片を頂く、古い御柱を拝戴するー創造されるモノとしての御柱の価値
第3部 祭りをめぐる人々と社会
第6章 行事を生み出すー下社木落しの「発明」
第7章 祭りを規制するー御柱祭と「暴力」
第8章 価値を語るー死傷者の「話」は何を表現するのか
第9章 資源化するー観光イベントで表現される御柱祭
結論 今に向き合うこと、次につなぐこと
おわりに
初出一覧
参考文献
索引
レビュー(0件)