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はじめに 第1部 ギリシアの思想 1章 ギリシア人とはなにか 2章 ホメロス 3章 ギリシア悲劇 4章 ソクラテス以前の哲学 5章 ギリシア哲学の成熟 第2部 ヘブライの信仰 A 旧約聖書 1章 イスラエル人の歴史 2章 『創世記』の神話 3章 預言者 B 新約聖書 4章 イエスの生涯 5章 イエスの教え 6章 パウロ 第3部 ヨーロッパ哲学の歩み 1章 中世のキリスト教哲学 2章 理性主義の系譜 3章 経験主義の系譜 4章 社会の哲学 5章 実存の哲学 読書案内
はじめに 第1部 ギリシアの思想 1章 ギリシア人とはなにか 2章 ホメロス 3章 ギリシア悲劇 4章 ソクラテス以前の哲学 5章 ギリシア哲学の成熟 第2部 ヘブライの信仰 A 旧約聖書 1章 イスラエル人の歴史 2章 『創世記』の神話 3章 預言者 B 新約聖書 4章 イエスの生涯 5章 イエスの教え 6章 パウロ 第3部 ヨーロッパ哲学の歩み 1章 中世のキリスト教哲学 2章 理性主義の系譜 3章 経験主義の系譜 4章 社会の哲学 5章 実存の哲学 読書案内
レビュー(74件)
定評ある入門書です
宮崎哲弥氏ほかが以前から推薦していて気になっていたので購入。評判通りジュニア新書と侮るなかれという感じ、ギリシアからレヴィナスまでよくまとまっています。
家内の要望で購入
家内にとって、満足できる内容だったようです。
この本の感想文が息子の冬休みの宿題でした。哲学らしく難しいそうです。
ジュニア新書であるが、大人のほうがより理解できる、判り易い上に、本格的な内容である。まず、ヨーロッパ思想の根幹がギリシャ思想とヘブライ信仰にあるとして、その基となるギリシャ思想(自由、平等、理性)、ヘブライ信仰(神、愛、優しさ)を各思想者の言葉から取り出し解説し、そして近代の哲学へと移り、21世紀の思想のあり方を暗示して終わる。それぞれの思想家の取り上げ方が絶妙であり、理解しやすく、自分自身の思想の根本的な手引書ともなろうかと思う。
文章に硬いところはありますが、芯のある文章で、総じて分かりやすく書かれていると感じました。この分野に興味、関心のある人なら、みなさん最後まで読むことのできる西洋哲学史の本です。こういう本こそ、ジュニア新書というより一般向けの新書に入っているべきと考えます。