ヒップホップ史に輝く不朽の名作《Donuts》には、
J・ディラ最期のメッセージが隠されていたーー
モーツァルトとサリエリの喩えはもう古い。
本書以降、現代における音楽家の二者関係ドラマの類型は、
ディラとマッドリブによって刷新される。
ーー荘子it(Dos Monos)推薦!
Q・ティップ、クエストラヴ、コモンほか
盟友たちの証言から解き明かす、天才ビートメイカーの創作の秘密。
地元デトロイトのテクノ~ヒップホップシーン/スラム・ヴィレッジ結成/Q・ティップ(ア・トライブ・コールド・クエスト)との出会い/
ソウルクエリアンズでの制作秘話、同志マッドリブとの邂逅/そして病魔と闘いながら作り上げた《ドーナツ》まで、
32歳の若さでこの世を去った天才ビートメイカー、J・ディラが駆け抜けた短い生涯とその音楽に迫る。
日本語版のみ、自身もビートメイカーとして活動する本書訳者・吉田雅史による解説(1万2千字)&ディスクガイドを追加収録。
目次
序文 文:ピーナッツ・バター・ウルフ
第1章 Welcome to the Show--《Donuts》の世界へようこそ
第2章 The Diff'rence--デトロイト・テクノからヒップホップへ
第3章 Hi--スラム・ヴィレッジ結成
第4章 Waves--ビートメイキングは連鎖する
第5章 Stop!--批評とは何か? 解釈とは何か?
第6章 The Twister (Huh, What)--グループからソロへ、デトロイトからLAへ
第7章 Workinonit--車椅子の偉大な男
第8章 Two Can Win--「これはハイプではない」
第9章 Geek Down--ビートを通して死に触れる
第10章 The New--ディラ流「晩年のスタイル」
第11章 Bye--《Donuts》という永遠の環
解説 《Donuts》をよりおいしく味わうために
ディスクガイド
A-side ディラ・ビーツの基本を知る10枚
B-side ディラ・ビーツの深層に触れる10枚
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