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シリーズを彩ったさまざまな登場人物たちのうち、四人を各編の主役に据えた短編集。 五鈴屋を出奔した惣次が、如何にして井筒屋三代目保晴となったのかを描いた「風を抱く」。 生真面目な佐助の、恋の今昔に纏わる「はた結び」。 老いを自覚し、どう生きるか悩むお竹の「百代の過客」。 あのひとに対する、賢輔の長きに亘る秘めた想いの行方を描く「契り橋」。 商い一筋、ひたむきに懸命に生きてきたひとびとの、切なくとも幸せに至る物語の開幕。 まずは上巻の登場です!
シリーズを彩ったさまざまな登場人物たちのうち、四人を各編の主役に据えた短編集。 五鈴屋を出奔した惣次が、如何にして井筒屋三代目保晴となったのかを描いた「風を抱く」。 生真面目な佐助の、恋の今昔に纏わる「はた結び」。 老いを自覚し、どう生きるか悩むお竹の「百代の過客」。 あのひとに対する、賢輔の長きに亘る秘めた想いの行方を描く「契り橋」。 商い一筋、ひたむきに懸命に生きてきたひとびとの、切なくとも幸せに至る物語の開幕。 まずは上巻の登場です!
レビュー(136件)
テレビで見てから 原作を購入 原作も素晴らしい作品です 全シリーズをぜひ読みたいです。
この先どうなるの?とモヤモヤしていたのですが、この続編のお陰でスッキリしそうです。下巻へつづく…
高田氏のこのシリーズ主要登場人物の追補版。だが、内容は面白く一気に読んでしまいました。
妻曰く、面白かったとの事です。軽く読めるところが良いみたいです。
高田郁さんの本は、ほぼすべて読んでいますが、このあきない世傳シリーズが一番好きです。最終巻を読んでしまって寂しかったところに、この特別巻が出て、うれしかったです。4話の短編、どれもこれもよかったです。五十鈴屋を出奔した惣二が井筒屋の当主になるまでなど、本編ではわからなかったこと、幸と賢輔のその後など、やっぱり特別巻も面白かった。