「私にとって、パリは石に刻まれた歴史書のような印象を与えた」(1911年、ピレネーからパリに来た15歳の菓子職人見習いの少年、後年フランス共産党の有力幹部ジャック・デュクロの回想を引用)
パリの街並を楽しみながら、数多の建物、石碑、人物の像、プレートに刻まれたフランスの歴史、記憶をひもとく。
多元的な都市の時空を訪ねる異色のパリガイド。
はじめに〜歴史を語る都市を歩く
第1章 首都パリの誕生
第2章 フランス史を書く
第3章 国民史とパリ
(1)三つの広場
(2)パンテオンとパリ市庁舎
(3)エトワール凱旋門とアンヴァリッド
第4章 文学、芸術、思想と科学
第5章 二つの大戦ーー鎮魂、栄光と「過ぎ去らない過去
第6章 破壊と近代化ーー失われたパリ、新しいパリ
第7章 語ることが困難な歴史
第8章 女性、外国人、帰化者
第9章 二十世紀末のパリ エピローグーー二十一世紀のパリは何を語るか
コラム
1 ノートルダムの火災
2 『二人の子供のフランス巡歴』と『教育事典』
3 エグザゴーヌ(六角形)
4 「黄色いベスト」運動とパリ西部
5 ジュール・ヴェルヌ
6 呪われた作家たち
7 贖罪礼拝堂
8 スタール夫人
9 ジュゼッペ・ガリバルディ
10 チャーチルとフランスーー一九四〇年六月
11 二〇一五年のテロ事件
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