全体主義の思想的根源にプラトンを見いだしたポパーは、「閉じた社会」を擁護するその哲学に徹底的な弾劾を加えたうえで、こう述べる。「人間でありつづけようと欲するならば、ただひとつの道、開かれた社会への道しか存在しない。われわれは未知なるもの、不確実なるもの、危ういもののなかに進んでいかねばならない。」(全四冊)
第一巻 プラトンの呪縛(下)
プラトンの政治綱領(承前)
第七章 指導者原理
第八章 王としてふるまう哲学者
第九章 唯美主義、完全主義、ユートピア主義
プラトンの攻撃の同時代史的背景
第一〇章 開かれた社会とその敵
付録
1 プラトンと幾何学(一九五七年)
2 『テアイテトス』の日付問題(一九六一年)
3 ある批判者への返答(一九六一年)
4 遅まきながら(一九六五年)
注
本書が日の目を見るまで(フーベルト・キーゼヴェッター)
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