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八月一日、夏休みの登校日。みずかは先生に「だって、書けないんだもん」と言いました。おもしろい本を読んで、ああおもしろかったなあって、胸がいっぱいになる。どこがどうおもしろかったとか、何がよかったとか書こうと言葉を探そうとすると、しゅるしゅるしゅるって、おもしろかった気持ちがきえてしまう。だから「感想文、むり!」……書かないわけにはいかない読書感想文、みずかが考えた作戦とは? 物語を読むということは、登場人物に共感したり、自分がその立場だったらどうだろうかと想像力を働かせたりすることです。そのうえで感じた気持ちにぴったりの言葉を探して表現することが、読書感想文を書くことなのですが、「わたしにはむり!」と言う主人公・みずかに共感する読者は多いことでしょう。みずかたちの挑戦をとおして、読者はいつのまにか、物語の中に入りこみ、一緒に想像力を働かせてさまざまな気持ちを感じることでしょう。もう、感想文、書けますね!
レビュー(21件)
自分の考えをしっかり持っていて、それを貫く強い気持ちと先生の寛容さ、こんなコミュニケーションでの学校生活なら、いじめ問題も起きないだろうなと思いつつ、心がほっこりしながら読みました。
山本さんの他の本とセットで購入しました。初めての読書感想文を書く子供の参考になればと思い購入しましたが、一気読みしていましたが、特に参考になった様子はなく、、、親は読んでいないのでわからないのですが、買わなくてもよかったかも。。。と少し思いました。
注文の翌日には届きました。 ありがとうございました。 子供より先に読みました。 おもしろかったです!
子どもが読書感想文を書くために、塾の先生に薦められた本です。すぐに届きました。
子どもがドハマりしていて、楽しく読んでいるようです!