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計75万部突破、人気シリーズ第9弾! 助けを求めているのは、いったい誰? 一枚のメモが謎を呼ぶ。 コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む杉浦草は、 秋のある日、日課の散歩の途中、 <たすけて>と書かれた一枚のメモを拾う。 折しもその日の夕方、紅雲町では女子中学生が行方不明に。 メモと関連づけ、誘拐・監禁を視野に警察も動き出すが、直後に少女は家出と判明、メモの件は放置される。 腑に落ちないお草は周辺をあたり、独居の老女が自宅で倒れているのを発見、救助する。 ところが数日後、留守のはずの老女宅に人の気配を感じてーー。 助けを求めているのは、いったい誰なのか。 日常に潜む社会のひずみを炙り出しつつ、 甘いだけではないお草さんの言葉が、 読む人の背中を押してくれる吉永南央の大人気シリーズ。
レビュー(18件)
お草さんシリーズ。いいことばかりではない現実にむかうお草さんの振る舞いに憧れる。
紅雲町珈琲屋こよみシリーズのファンです。 ほろ苦い物語ですが、読後は爽やかで今日も頑張ろうという気持ちになれる素敵な作品です
好きなシリーズで今巻も購入 楽しみです。