フランス哲学者と詩人たちの感性と相互関係を哲学的に解きほぐすー珠玉の論集。
世界中で未だ止まぬ戦禍や自然災害を前に、我々は常に無力だろうか。そして世界の変革をめぐる運動の根底にある、原動力としての哲学的探求とは何かー。日仏各誌に掲載された論文、お茶の水女子大での最終講義録、名誉教授講演会内容を収録。哲学者の師弟であるベルクソンとペギーがドレフュス事件前後の時期の往復書簡から両者の哲学的・宗教的真髄に迫った新たな書き下ろし論文「ベルクソンとペギーの相互影響」も加えた、まさに集大成の一冊。
ベルクソン『笑い』最終節の《苦み》が問いかける問題
ベルクソンとペギーの相互影響
《野生状態の神秘家》クローデル
『百扇帖』と《普遍的詩学》
最終講義 ろくろ首の話ーわが愛するフランス文学・哲学・研究ー
不幸のユートピアー東日本大震災と文学の力ー
あとがき/初出一覧/著者略歴
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