パワーシフトとグローバルシフトによって生み出された科学技術に裏打ちされた精密兵器のグローバル化と戦争の領域拡大は、国際政治にどのような変動を起こすのか。国際政治・安全保障の専門家9人が試論する。
民間企業、非政府組織、軍部、市民社会を巻き込む安全保障の脅威に、いかに挑むべきなのか。
はじめに 藤巻 裕之
第1部 新たな戦争の領域と国際政治
第1章 グローバルシフトと紛争の変容 -ネオ・サイバネティクスの視点からー
加藤 朗
第2章 最新兵器がもたらす新たな戦闘領域と国際政治に与える影響
伊東 寛
第3章 サイバーセキュリティと地政学・地経学
土屋 大洋
第2部 新たな戦争の領域をめぐる中国とロシアの論理
第1章 ユーラシア諸国にとっての「脅威」 -ロシア、中国による非民主主義的地域主義による秩序構築ー
藤巻 裕之
第2章 全領域戦と中国のサイバー安全保障
渡部 悦和
第3章 ロシアにおけるサイバー空間の安全保障と「ハイブリッド戦」
佐々木 孝博
第3部 新たな競争のフロンティア
第1章 AIの軍事利用に関する課題と脅威
パーヴェル・カラセフ
第2章 宇宙安全保障と国際政治
志田 淳二郎
第3章 EUの対中輸出管理政策 -「パートナー」と「ライバル」としてのEU の対中認識に着目してー
和田 龍太
あとがき
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