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星野道夫が遺した、魂の旅の記録。 「ぼくは、深い森と氷河に覆われた太古の昔と何も変わらぬこの世界を、神話の時代に生きた人々と同じ視線で旅をしてみたかった」-- アラスカに伝わる“ワタリガラスの神話”に惹かれて始まった旅は、1人のインディアンとの出会いによって、思いもよらない方向へ導かれ、それはやがてアラスカからアジアへの、遠大な帰郷の航海となる。 未完に終わった雑誌連載に、2回のシベリア取材の際に記された著者の日誌を加え、1冊にまとめたものが、没後21年を経て、初めての文庫化。 カラー写真満載。 解説・池澤夏樹
レビュー(21件)
旅の記録
完結はしなかったが最終章となる本。 写真が豊富で彼が見て感じる様な旅が体験できる様な気になる。 完結して欲しかった。
北米の神話の世界において、重要な存在であるワタリガラス。その伝承が伝わるアラスカ各地を巡った旅の記録です。旅の途中で出会った神話の語り部との語らいが印象的でした。掲載されている写真がとても美しいです。
表紙のツノは何なのだろう。謎解きの様に心ワクワクと思って読み進めた。こちらはツノではなく鯨の骨だそう。では何故こんな所にあるのか。文章だけではなく撮影写真も数枚あるので見るだけでも興味がわき惹かれるものがあった。
親戚の甥っ子が星野道夫さんのファンですので、プレゼント用に購入しました。大変喜んでくれましたので、私としても嬉しく大変満足しています。
大好き
星野道夫さんの大ファンです。先日うちの近くの本屋さんで見かけたので,注文しました。届いてうれしいです。