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鷹島珊瑚は両親を看取り、帯広でのんびり暮らしていた。 そんな折、東京の神田神保町で小さな古書店を営んでいた兄の滋郎が急逝。珊瑚がそのお店とビルを相続することになり、単身上京した。 一方、珊瑚の親戚で国文科の大学院生・美希喜は、生前滋郎の元に通っていたことから、素人の珊瑚の手伝いをすることに・・・・・・。 カレー、中華など神保町の美味しい食と思いやり溢れる人々、奥深い本の魅力が一杯詰まった幸福な物語、早くも文庫化。 (巻末特別対談・片桐はいり×原田ひ香)
鷹島珊瑚は両親を看取り、帯広でのんびり暮らしていた。 そんな折、東京の神田神保町で小さな古書店を営んでいた兄の滋郎が急逝。珊瑚がそのお店とビルを相続することになり、単身上京した。 一方、珊瑚の親戚で国文科の大学院生・美希喜は、生前滋郎の元に通っていたことから、素人の珊瑚の手伝いをすることに・・・・・・。 カレー、中華など神保町の美味しい食と思いやり溢れる人々、奥深い本の魅力が一杯詰まった幸福な物語、早くも文庫化。 (巻末特別対談・片桐はいり×原田ひ香)
レビュー(266件)
旅のお供に購入して サクッと読めました。 古本屋の中での食事が… 馴染めなかった。
初めて原田ひ香さんの作品を読みましたが、とても好きです。本が好きなことが伝わってくるし、登場人物もみんな魅力的でした。神保町の美味しいお店もでてきて、行きたくなりました。
読書メーターで、同じような本読んでる方の読んだ本から選んで購入。 つい同じ作家さんのになるので、たまにはこういう選び方も良いなと思いました。
ランチ酒で原田先生のファンになりました。 気になっていた古本屋食堂、ゆっくり拝読したいと思います。
北海道から東京へ
三人目の子が女の子だったから「三子」(さんこ)で良いって両親が決めようとした時、次兄滋郎(じろう)が「それじゃ珊瑚(さんご)でいい」と言ってくれたので珊瑚と言う名前になったって聞いた。珊瑚さんは滋郎さんが東京で古書店を開いていたが亡くなったので珊瑚さんが東京へ行く事になった。お兄さんが近所の方達に好かれていたのを知り、古書店をどうするか迷っていたところ、親戚の女の子が学生時代この古書店に来て兄を慕っていたのを知ったが、突然女の子からこの古書店を将来継ぎたいと申し出てくれた事を嬉しく思った・・・という筋書き。優しくてほんのりする気持ちになれました。購入して正解です。有難うございました。