法華経三部(妙法蓮華経・無量義経・普賢経)を精読するための格好のテキスト
サンロータス版「法華経」の特徴は大きく二つ。
一つは、漢訳された時代の「形」を再現して刊行したもの。
1長行部分は、17字で1行。
2偈文は、4句で1行。
この「形」を再現することにより、鳩摩羅什の名訳の工夫と「美しさ」を堪能することができる。
また、天台智ギ「法華文句」、聖徳太子「法華義疏」などの注釈書に頻出する、「〇〇より1行半の偈は……」「先の2行は〇〇、次の3行は……」といった箇所を、正確に該当部分を指摘できるテキストになっている。
二つには、本文に「文章番号」を付したこと。
文章番号は漢訳、訓読、科段の3カ所に付してあるので、該当部分が一目できるようになった。
また、各品の内容を図示した詳細な「科段」には、各文章に当たる漢訳の冒頭が明示されており、容易に検索できるようにしてある。
文章番号を付して、文の区切り(偈文にも区切りの部分に句点を使用してある)を明確にすることにより、読みやすく、より深い理解に資するものとなった。
1600年前に羅什三蔵により漢訳され、アジア全域、ことに日本に豊かな文化をもたらした「妙法蓮華経」を中心に、開経「無量義経」結経「普賢経」の法華経三部を精読するための格好のテキストになっている。
<本書の内容>
法華経三部(妙法蓮華経・無量義経・普賢経)を漢訳された時代の「形」を再現し刊行。長行は17字で1行、偈文は4句で1行。鳩摩羅什の名訳の工夫と「美しさ」を堪能できる。さらに文章番号を付すことにより、文の区切りを明確にし、漢訳・訓読・科段の該当箇所が容易に見つけられるようになった。
法華経 妙法蓮華経 開結 目次
序
(*法華経三部──無量義経・妙法蓮華経・佛説観普賢菩薩行法経の全文を、各頁上段に漢訳・下段に訓読を配置。それぞれに文章番号を付す)
無量義経(粛斉天竺三蔵 曇摩伽陀耶舍 訳)
徳行品第1・説法品第2・十功徳品第3
妙法蓮華経(姚秦の三蔵法師 鳩摩羅什 詔を奉して訳す)
巻第一(序品第1・方便品第2)
巻第二(譬喩品第3・信解品第4)
巻第三(薬草喩品第5・授記品第6・化城喩品第7)
巻第四(五百弟子受記品第8・授学無学人記品第9・法師品第10・見宝塔品第11)
巻第五(提婆達多品第12・勧持品第13・安楽行品第14・従地涌出品第15)
巻第六(如来寿量品第16・分別功徳品第17・随喜功徳品第18・法師功徳品第19)
巻第七(常不軽菩薩品第20・如来神力品第21・嘱累品第22・薬王菩薩本事品第23・妙音菩薩品第24)
巻第八(観世音菩薩普門品第25・陀羅尼品第26・妙荘厳王本事品第27・普賢菩薩勧発品第28)
佛説観普賢菩薩行法経(宋の元嘉年 曇無密多 楊州に於て訳す)
佛説観普賢菩薩行法経
法華経 妙法蓮華経 開結 科段
(*中国・日本における歴史的注釈書を基にし、各項目に文章番号を付し、漢訳の冒頭部分を明示)
無量義経総科 各品科段
妙法蓮華経総科 各品科段
佛説観普賢菩薩行法経総科 佛説観普賢菩薩行法経科段
凡例
主要参照文献一覧
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