「世界の頂」と呼ばれ、多くの人の心を惹きつけてきたエベレスト。その頂上までの道のりは険しく、極寒のキャンプ生活に登山者を飲み込むクレバス、いるだけで生命が削られるデスゾーンなど試練ばかりが待ち受けている…と思ってはいないだろうか。もちろん、この厳しさはエベレストの一面ではあるだろう。しかし、標高8000メートルからの夜明けという言葉を失うほどの美しい絶景や、緑豊かな麓の街道をはじめとする穏やかな一面など、訪れた人だけに見せる姿もそこにはあるのだ。そんな表情豊かなエベレストの全貌を、ネイチャーフォトグラファーである著者が鮮やかな写真とともに丁寧に描く。
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