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『週刊ポスト』誌上で大好評連載の歴史ノンフィクション『逆説の日本史』の単行本化。第15巻では主に「八代将軍吉宗」と「田沼意次」を取り上げます。六代家宣から家継を経て、八代吉宗が将軍になるまでは日本史上有数のミステリーであるとして、その「強運」の数々を検証。「名君」と呼ばれる吉宗ですが、経済の運営者としては「下の下」である「バカ殿」であることを示し、「享保の改革」が本当に「改革」であったのかを検証します。 また、「稀代のワル」そして「賄賂の帝王」と言われる田沼意次の「賄賂伝説」はデッチ上げられたもので、その烙印を押された背景には「儒学」があると分析。実は有能であった彼の虚像と実像に迫ります。
レビュー(18件)
逆説の日本史シリーズは読み続けていますが、井沢氏の独自の視点の史観は大変、興味深く思っています。
各巻読んでます
本当は文庫版が欲しかったけど、15巻はまだ出てなかったのです。1月待てば文庫が出ました。
父に
父親が集めているシリーズでした。近くの本屋には全く置いてなかったので助かりました。
江戸時代の経済
江戸時代にお米とお金の両方が通貨として存在した理由が理解できます。 学校では教えてくれない歴史の裏を読みたい人にお勧め。
面白い歴史
徳川吉宗、田沼意次、松平定信の歴史認識が変わります。 これを見るとテレビ時代劇が違って見えますね。