経済学が取り組むべき根本問題に触れる名著。
▼米国で30 年以上読み継がれている、社会政策研究の泰斗によるロングセラー(<i>The Moon and the Ghetto: An Essay on Public Policy Analysis</i>)の邦訳。
▼人類は月に人を送り込むという困難なことを成し遂げる一方で、大勢の人の貧困問題を解決できていない。著者はこうした公共政策の失敗について、「デイケア」「超音速旅客機」「高速増殖炉」という3つのケーススタディを用い、変動する現実のなかでの組織デザイン、ガバナンス、適応のあり方について考えるフレームワークを提示する。このフレームワークは、原著刊行時よりもむしろ今日の公共政策を考える上で極めて有効である。
第1章 論理的分析の課題
第2章 公共政策分析の伝統的視点
第3章 経済活動の組織とコントロール
第4章 知識と技術の役割
第5章 今日の知的な不安感
第6章 子どものデイケアのための公共政策と組織
第7章 新技術の支援とコントロールーー超音速輸送機と増殖炉計画からの教訓
第8章 変動する世界における経済活動のガバナンス
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