史上ただ1人の「皇族」総理。孤独な人格形成期を経て「問題児」と呼ばれながらも、各界から軍人、政治家として期待を寄せられた人物の、波乱の前半生を描き切る。
【目次】
序論
第1部 皇室制度の中の寂しく意固地な男
第 1 章 稔彦王の少年期・青年期の人格形成
第 2 章 軍人皇族の実像とフランス留学
第 3 章 東久邇宮帰国問題の発生
第 4 章 宮の帰国問題の深刻化
第 5 章 帰国を求める新たな動き
第 6 章 「真相」の暴露と宮内省の動揺
第 7 章 大正天皇の崩御と秩父宮・東久邇宮の帰国
第2部 昭和初期の東久邇宮のプライドとポピュリズム的手法
第 8 章 批判の高まりと臣籍降下問題
第 9 章 臣籍降下問題の行方
第 10 章 臣籍降下の中止と東久邇宮の復活
第 11 章 些細な問題での対立とリベラルな発言
第 12 章 宮中・陸軍主流との対立と満州事変
結論
展望 その後の東久邇(宮)稔彦
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