【輸入盤】交響曲全集 バーンスタイン&ウィーン・フィル
シューマン:交響曲全集(2CD)
バーンスタイン&VPO
1984&1985年、ムジークフェラインザールでのデジタル録音。時代楽器オーケストラによるシューマン演奏とはまさに対極に位置する雄大かつ濃厚なアプローチが聴きものの交響曲全集。
バーンスタインによるDGのマーラー演奏を想起させるようなそこでの解釈は、ウィーン・フィルという最高の響きを持つ高性能なモダン楽器オーケストラを得たことによりさらに表現の幅が広がったかのよう。第2番の第3楽章や、第3番の第4楽章などまさにそうしたアプローチの典型といえ、改めてシューマンがマーラーに与えた影響の大きさを思わずにはいられない濃厚な美しさを湛えた音楽となっています。
もちろん劇的なパワーの表出もバーンスタインならではの見事なもので、第4番など絶妙な陰影感も手伝って独特の迫力と高揚感があります。
何とも後期ロマン派風な強烈演奏ですが、これはこれで、はまるとクセになる種類のユニークな存在感を持った演奏といえるでしょう。豊かなホールトーンを伴ったウィーン・フィルの美しく白熱したサウンドもここでは大きな魅力となっています。
音質も上々です。特に弦楽器の音は惚れ惚れするほどのもので、前述第2番のアダージョ楽章など、陶酔的なまでの美しさには驚くほかありません。
・交響曲第1番変ロ長調 op.38『春』
1984年10月、ウィーン、ムジークフェライン
・交響曲第2番ハ長調 op.61
1985年11月、ウィーン、ムジークフェライン
・交響曲第3番変ホ長調 op.97『ライン』
1984年10月、ウィーン、ムジークフェライン
・交響曲第4番ニ短調 op.120
1984年2月、ウィーン、ムジークフェライン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
レナード・バーンスタイン(指揮)
Disc1
1 : Andante un poco maestoso - Allegro molto vivace [11:29]
2 : Larghetto [07:46]
3 : Scherzo (Molto vivace) [05:44]
4 : Allegro animato e grazioso [08:10]
5 : Sostenuto assai - Un poco più vivace - Allegro ma non troppo - Con fuoco [12:59]
6 : Scherzo (Allegro vivace) [06:59]
7 : Adagio espresssivo [13:47]
8 : Allegro molto vivace [08:45]
Disc2
1 : Lebhaft [09:43]
2 : Scherzo (Sehr mäßig) [06:26]
3 : Nicht schnell [06:10]
4 : Feierlich [06:57]
5 : Lebhaft [05:28]
6 : Ziemlich langsam - Lebhaft [11:48]
7 : Romanze (Ziemlich langsam) [05:13]
8 : Scherzo [05:54]
9 : Langsam - Lebhaft - Schneller - Presto [09:29]
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