移動現象を巡る諸問題
: 高野 祐二/岡 俊房/浦 啓之/多田 浩章/加賀 信広/西岡 宣明
言語にはさまざまな移動現象が存在する。それらをどう説明するかは、生成文法研究の主要な課題である。本書では、この課題に対し、各章で独自の理論や分析を提案し、その帰結を探る。各章では、二重側方移動という新たな形態の移動、素性一致や転送のメカニズム、疑問詞解釈に与える顕在的・非顕在的移動の影響、および移動のコピー理論から導かれる演算子の作用域設定の諸相といった観点から議論を展開する。
目次
第1章 併合と移動の新たな可能性
第2章 素性一致メカニズムと移動現象
第3章 疑問詞移動の量化依存的解釈
第4章 移動のコピー理論と焦点辞の解釈
レビュー(0件)