かつて俳句と絵は親しい関係にあり、
一つになった作品は画俳として認められていた。
明治に入って、写真機が登場すると写真と俳句のコラボの萌芽が始まった。
本書は「写俳の黎明期」から、誰でも写真が撮れる現在における
俳句と写真のコラボによる芸術の可能性を、
歴代写真家の俳句観と具体的な歩みのなかに探る話題作。
1「写俳」の黎明期
1 「写俳」的原人一号は尾崎紅葉か
2 「俳句不滅論」と「風景採集」の寺田寅彦
3 詩人萩原朔太郎の蕪村へのオマージュと写真
4 「写真」と「俳句」のクロスオーバー
2 安井仲治の写真と俳句観
3 写俳の里の物語
--林忠彦の師、磯部潤一郎と有馬光城
4 土門拳の俳句
5 写真家 岩宮武二の俳句
6 写俳亭 伊丹三樹彦
7 愼平俳句の時空間
--「二十世紀最終汽笛」
8「眼の思考」の写真と「風の思考」の俳句の合成の可能性
9 対談 岡井耀毅vs 中谷吉隆
写俳コラボレーションの問題点とゆくえ
10 対談 岡井耀毅vs 小松健一
写真と俳句の間ーーなぜ写真家は俳句に惹かれるか
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