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人間に大きな心理的影響を与える存在は、「母」である。人は、人生で一番大切な「安心」「甘え方」を母親に教えてもらうのだ。ここでは、母親を三つのタイプに分け、それぞれで子がどんな心の病になるのか、そして回復に至る道のりの違いを分析する。長年、診療現場で様々な「母子関係」を見てきた精神科医だからこそわかる、「母と子」という関係に潜む病と、その回復のヒントを示す。
人間に大きな心理的影響を与える存在は、「母」である。人は、人生で一番大切な「安心」「甘え方」を母親に教えてもらうのだ。ここでは、母親を三つのタイプに分け、それぞれで子がどんな心の病になるのか、そして回復に至る道のりの違いを分析する。長年、診療現場で様々な「母子関係」を見てきた精神科医だからこそわかる、「母と子」という関係に潜む病と、その回復のヒントを示す。
レビュー(12件)
目からウロコ
私は虐待されているが何故加害者がそうするのかをたんに価値観の問題と思っていたけれどもこの本を読んでそれだけではなく何故そのような価値観になりその価値観から離れられないのかが理解できた気がします。多くの皆さんに是非この本を読んでほしい。
人のせいに・・
しているのかな~? なんて、悩んでいる方にはお勧めかも?
「子は親を救うために病になる」からこちらにたどり着きました。母親のタイプを三つに分け、事例に合わせてそれぞれ詳しく、わかりやすく説明してくださっています。やり直せない育児、自らを猛省し、そこで終わるのではなく、「やり直せる」自信をもたせてくれます。怒りの感情をを当然のことと思え、それを引きずることも否定せず、峠を越えて「全く異なる自由を獲得できる」ともありました。読んでほっとできる本です。
参考になります
子育ての悩みをきっかけに、自分が愛着障害だと指摘され、色々と調べる内にたどり着き購入しました。 著者は愛着障害を専門にされている医師とのことですが、読者が理解しやすいように書かれているので、予想外に読みやすかったです。 自分の愛着障害を乗りこえる為に、とても参考になる本でした。
迅速な対応、ありがとうございました。 早速読みたいと思います。