理工系の大学1年生を念頭に、それぞれの専門分野に進む前に身に付けておいてもらいたい「物理学の基礎」について執筆した。内容としては,古典物理学の3本柱である力学・熱力学・電磁気学に焦点をあて、その論理体系をスモールステップで平易に丁寧に解説した。
専門課程に進むと数式に微分積分が用いられることを考慮し、本書ではあえて微分積分を避けずに用い、また必要となる数学についても、物理学を学びながら習得できるように配慮した。中学校や高等学校の教科書に登場するような基本的な用語であっても定義と意味を詳しく解説し、読者が親しみをもって学んでもらえるように、物理学の発展に貢献した先人らの似顔絵を随所に掲載するなど、随所に工夫を施した。
第I部 力学
1.力学が対象とするもの
2.位置ベクトルと座標
3.質点の運動学
4.質点の力学 〜ニュートンの運動の法則〜
5.自然界の様々な力
6.巨視的物体にはたらく力
7.様々な力のもとでの質点の運動
8.力学的エネルギーとその保存則
9.角運動量とその保存則
10.非慣性系での物体の運動
11.質点系の力学
12.剛体の力学
第II部 熱力学
13.熱力学が対象とするもの
14.熱平衡状態と温度
15.気体の分子運動論
16.熱力学第1法則
17.熱力学第2法則
第III部 電磁気学
18.電磁気学が対象とするもの
19.静電場
20.静磁場
21.電磁誘導
22.マクスウェルの変位電流の法則
23.マクスウェル方程式と電磁波
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