白蛇が首をもたげる刻(とき)、新たなる魂の旅路が始まる。
デヴィッド・カヴァーデイルの歌声がジョエル・ホークストラ&レブ・ビーチのギター・チームと織り成す“血と肉”のロック年代記!
ハード・ロックの頂点に君臨してきたホワイトスネイク。1987年の『サーペンス・アルバス(白蛇の紋章)』が全世界で1,000万枚を超えるセールスを記録したのを筆頭に、
数々のヒット作を生んできた彼らの新作は、これこそがホワイトスネイクだ!と高らかに宣言するハード&ソウルフルな一撃だ。
『ザ・パープル・アルバム』(2015)でデヴィッドの原点である第3期ディープ・パープルのクラシックスを再演したホワイトスネイクだが、本作は8年ぶりとなるオリジナル・アルバム。
ジョエル・ホークストラ&レブ・ビーチのギター・チームが作曲に関わる初の作品となる。
40年以上におよぶバンドの軌跡の集大成といえる本作。世界中でライヴのオープニングを盛り上げることになるだろう「グッド・トゥ・シー・ユー・アゲイン」からエンジン全開で、
デヴィッドが“「スロー・アンド・イージー」の遠戚”と呼ぶ「ウェル・アイ・ネヴァー」、“「ラヴ・エイント・ノー・ストレンジャー」の歌詞テーマに共通する”という
「トラブル・イズ・ユア・ミドル・ネーム」、“「ラヴ・ウィル・セット・ユー・フリー」の発展形”である「オールウェイズ・アンド・フォーエヴァー」など、
新旧ファンが愛してやまないホワイトスネイク・サウンドで押しまくる。
カヴァーデイル・ペイジの2ndアルバムのために書かれたギター・リフを基にした「ゴナ・ビー・オールライト」、感涙のパワー・バラード「ホエン・アイ・シンク・オブ・ユー(カラー・ミー・ブルー)」、
「クライング・イン・ザ・レイン」を彷彿とさせるダークなラヴ・ソング「ハート・オブ・ストーン」、深遠なる叙事詩「サンド・オブ・タイム」など新時代へのクラシックスの数々は、
バンドの健在ぶりをアピールするものだ。ジョエルとレブの鮮烈なギター・プレイも本作をさらにエキサイティングなものに昇華させていく。「シャット・アップ・アンド・キス・ミー」での
レブのフラッシーな速弾き、「トラブル・イズ・ユア・ミドル・ネーム」でのツイン・ギターの応酬など、ギター・キッズをノックアウトする瞬間が幾つもある。
そんな彼らにトミー・アルドリッジのドラムス、マイケル・デヴィンのベース、ミケーレ・ルッピのキーボードが加わった布陣はデヴィッドが“歴代最強のひとつ”と呼ぶのも納得だ。
『ザ・パープル・アルバム』に伴うワールド・ツアーで引退も考えたというデヴィッドだが、“情熱”と“衝動”に燃え上がる新作で還ってきた。
かつて“ヒア・アイ・ゴー・アゲイン=もう一度旅立とう”と歌った彼が、『フレッシュ・アンド・ブラッド』で新たな出発に向かう。
【メンバー】
デヴィッド・カヴァーデイル (ヴォーカル)
レブ・ビーチ (ギター)
ジョエル・ホークストラ (ギター)
マイケル・デヴィン (ベース)
トミー・アルドリッジ (ドラムス)
ミケーレ・ルッピ (キーボード)
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