家族全員を亡くした祖母が綴った記憶ーーそれは、80年前の日本で本当に起きた出来事でした。
鹿児島県の離島・徳之島で戦争が激しさを増す中、祖母は飢えに苦しみ、家族全員を失います。その深い心の傷は、生涯癒えることはありませんでした。教育を受けることも、文字を学ぶ機会も奪われた祖母は、50歳になって大阪の夜間中学校に入学。先生や仲間たちと出会い、信頼関係を築きながら、ようやく自分の人生を歩み始めます。そんな祖母が綴った一編の作文「戦争がにくい」。そこには、想像を絶するような戦時下の暮らしと、飾らない言葉で綴られた叫びが記されていました。大胆でユニーク、そしてどこか愛おしいーーそんな“おばあちゃん”の生きた証を、孫の著者が徳之島での取材とともに辿りながら描く、コミックエッセイ『戦争さえなければ』。戦後80周年を迎える2025年夏、刊行。
(仮)
1 戦争を知っていますか?
2 ばあちゃんの作文
3 夫との別れ
4 夜間中学入学ー50才の中学生ー
5 ひとこと日記
6 将来の夢
7 仕事との両立は大変
8 雨の日に思い出すこと
9 公開授業
9.5 運動会
10 うまくいかない
11 夜間中学校と小学校時代のちがい
12 いじめ
13 自分史の発表「戦争がにくい」
コラム 当時の暮らし
14 激化する戦況
15 飢えをしのぐ日々
16 終戦〜母の死
17 父との暮らし
18 父の死
19 発表おわり
20 先生との別れ
21 おばあちゃんの作文をいつかマンガに…!
エピローグ おばあちゃんのお葬式
おばあちゃんの日常を描き下ろした8コマ漫画も収録。
※タイトル・内容は変更になる場合がございます
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