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時は元禄、東北の小藩の山村が、一夜にして壊滅した。隣り合い、いがみ合う二藩の思惑が交錯する地で起きた厄災。永津野藩主の側近を務める曽谷弾正の妹・朱音は、村から逃げ延びた少年を助けるが、語られた真相は想像を絶するものだった…。太平の世にあっても常に争いの火種を抱える人びと。その人間が生み出した「悪」に対し、民草はいかに立ち向かうのか。
時は元禄、東北の小藩の山村が、一夜にして壊滅した。隣り合い、いがみ合う二藩の思惑が交錯する地で起きた厄災。永津野藩主の側近を務める曽谷弾正の妹・朱音は、村から逃げ延びた少年を助けるが、語られた真相は想像を絶するものだった…。太平の世にあっても常に争いの火種を抱える人びと。その人間が生み出した「悪」に対し、民草はいかに立ち向かうのか。
レビュー(126件)
ドラマを観るより、やはり本を読むほうが良いですね。
宮部みゆきさんの時代物小説が好きなので買いました。 登場人物が多く少しずつ読み進めたので、あれっ、これって誰だったかな?と前を読み直すこともあったのですが、どんどん話しに引き込まれ途中から一気に読んでしまい次の日に寝不足になりました。 宮部みゆきさんは話しの終了後も、その後の展開を読者が考えさせられるような終わり方をされることが多いですね。 色々と考えさせられました。
宮部みゆきファンは是非一読
怪物に立ち向かう人々のお話。その裏側にある人間関係や性を丹念に描き切った読み応えある一作。
荒神
宮部みゆきさんの本は好きでよく読みます。 登場人物に愛着がわいてシリーズものもよくよみます。 荒神はいつも読むものよりも前振りが長く感じ、そのわりには登場人物に気持ちが寄りきる前に話が終わってしまう感じでした。 内容も最初に想像した通りだったので、少しもの足りなく感じました。
江戸時代のSF
最初は凄くとっつきにくい感じの本でしたが、直ぐに怪物というか、もののけが出てきた辺から引き込まれ、あっという間に読み切りました。