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孔丘は理想を求め 有力貴族の猛反発を招く 「魯を文化国家にする」 放浪の生涯を描いた大河長篇! 魯で李孫氏の家宰・陽虎がクーデタを起こすが、 彼も国を逐われ、孔丘は政務に就く。 が、その存在を危険視され、55歳で魯を逐われる。 衛から宋、陳、葉と、弟子達と放浪するが、 この時期こそが後に東アジアの人々の精神生活を 規定する「儒教」の礎となった。 『論語』だけでは見えてこない 人間・孔丘の姿を蘇らせた傑作。 解説・平尾隆弘 目次: 去来する人々 兄弟問答 陽虎の乱 魯の実権 迫る牙爪 公山不狃の誘い 虎と苛政 天命を知る 中都の宰 司寇 兵術くらべ 道の興亡 衛国の事情 歳月の力 受難の旅 天に問う 大いなる休息 あとがき 解説 平尾隆弘 目次: 去来する人々 兄弟問答 陽虎の乱 魯の実権 迫る牙爪 公山不狃の誘い 虎と苛政 天命を知る 中都の宰 司寇 兵術くらべ 道の興亡 衛国の事情 歳月の力 受難の旅 天に問う 大いなる休息 あとがき 解説 平尾隆弘
レビュー(7件)
何故、孔子?
久々の宮城谷昌光。彼の作品は大好きだが、孔子は嫌いではなかったかと思ってたら、端々にやはり。何故、この題材?文章にもいつも程、感動がない。 この時代は、やはり晏子が好きなんだろうね。