ひとくちに薬をつくるといっても,アプローチにはさまざまなものがある.くすりを合成したり,デザインしたり,くすりが効くしくみを追求したり.創薬にまつわる多方面からの研究を紹介しながら,くすりをつくる醍醐味を感じ取ってみよう.この一冊で,薬の世界がザックリつかめる.
第0章 薬の世界への誘いーープロローグ(松崎勝巳)
第1章 薬はどのようにつくられるのかーー発見の歴史と開発秘話(中山和久)
第2章 薬を合成するーー炭素の錬金術師(高須清誠)
第3章 創薬ケミカルバイオロジーーー自然に学ぶ薬づくり(掛谷秀昭)
第4章 薬の標的タンパク質の構造を決めるーーかたちから探る機能の仕組み(加藤博章)
第5章 薬をいかにデザインするかーー設計図づくりと分子の探し方(仲西 功)
第6章 薬をはかる、タンパク質をはかるーー質量分析からオミクス科学まで(石濱 泰)
第7章 薬が効く仕組みを探求するーーイオンチャネルが拓く新しい創薬(金子周司)
第8章 体のなかを見る薬ーー放射性化合物を薬として使う(小野正博)
第9章 生体リズムと現代病ーー時計遺伝子を活用して治療する(土居雅夫・岡村 均)
第10章 体をめぐる薬の動きをあやつるーーDDSでめざす効果的な投薬(高倉喜信)
第11章 生薬からの医薬品開発ものがたりーー冬虫夏草からフィンゴリモドへ(藤多哲朗)
第12章 薬が私たちに届くまでーー薬をつくる・ちがいを知る・効果的に使う(松原和夫・米澤 淳・中川俊作)
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