本書の内容は大別して次の三つのテーマから成り立っている。
第一の部分は、わが国の租税法・商法に関するもので、第1章、第3章、第4章、第10章がこれに相当する。特に第1章は、本書の総論にあたる部分であり、企業会計が法の一部分であるということを、法人税法と商法の改正の歴史的考察から明らかにするものである。
第二の部分は、ドイツの租税法と商法に関するもので、第2章、第5章、第8章がこれに相当する。
第三の部分は、EUにおける租税法と商法に関するもので、第6章、第7章、第9章がこれに相当する。
本書は日本・ドイツ・EUにおける租税法および商法の諸問題を考察対象とし、それらの研究成果をもとに、特に法人税法と現代会計の関係を中心に商法と現代会計の関係並びに法人税法と商法の関係、すなわち法制度と現代会計の関係を明らかにしようと試みたものである。
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