朝鮮の女性(1392-1945)-身体、言語、心性
二つの「朝鮮」-朝鮮王朝時代後期と植民地期朝鮮、その「朝鮮」の歴史性を念頭に置きながら、その地層の合間に「女性」という問いを挿入し、執筆陣それぞれの関心・立場から、文学・歴史学・文化学・宗教学・医学史など13の視点で「朝鮮」に生きた女性たちを考察した一冊です。
第1部 消費と生産の場としての女性
▶朝鮮王室の出産知識の系譜:『臨産予知法』と『胎産要録』の比較
▶植民地主義から再考する羅恵錫のフェミニズム
▶『 無情』のその多くの妓生 李光洙の民族共同体、または植民地的平等主義…
▶植民地朝鮮、下女たちの空間と親密性の含意…
▶朝鮮時代の出産ーー王妃の出産を中心に
第2部 女性に対する言語と女性の言語
▶烈女言説の形成と壬辰倭乱
▶朝鮮後期の韓・中交流とジェンダー言説の変化 -- 『徐令壽閣』の中国搬出を中心に
▶近代初期公共圏の形成と女性主体の文章作成戦略
▶口述叙事の中の女性排泄物モチーフについての ジェンダー批評的読解
第3部 女性のメンタリティと価値の体制
▶朝鮮時代、天主教女性史の再読ーー童貞女に対する論議を中心に…
▶生き仏として崇拝された朝鮮の女たち
▶植民地朝鮮で女が泣く
▶壊れた愛の政治学:1930年代後半の革命、愛、別れ
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