超少子高齢化がすすむ日本では、女性は多くを期待されている。出産育児とキャリア形成は両立できるのか。子育ては個人が負うべきものなのか。男女の別や世代を問わず、社会の構成員がおのおのの生を充実させるには、社会はどうあるべきか。
本書では、国際保健学・母子保健学、国際開発教育の背景を持つ研究者らが、身近な例からこの課題について論じる。キャリアと次世代育成の両方を尊重しながらどのように人生設計に取り組むべきか、若い世代に示唆を与える。
【主要目次】
第1部 授かる
第1章 人口学からみる少子高齢化社会と共生
第2章 グローバルヘルスとSDGs
第3章 東京、上海、香港の独身女性の結婚、家族、道徳観
コラム:少子化をとりまくデータ/UNESCOによる包括的性教育(CSE)
第2部 支える
第4章 日本における乳幼児期の子育て支援
第5章 発達障害を日本社会がどう扱うか
コラム:妊娠と出産の人類学/防災と母親/幼保園/現代の多様化する幼児教育
第3部 育てる
第6章 「ユニバーサル社会」の子育てとは
第7章 医師の職場環境とキャリア形成
第8章 台湾における女性専門職のワーク・ライフ・バランス
第9章 多様な社会における共生
レビュー(0件)