扉絵のエッシャー作「上昇と下降」がこの物語を象徴する。空巣狙い、精神科医とサッカー選手が乗る車、野良犬連れの失業者、神と崇められる男の物語が、時空間をずらしつつ、少しずつ錯綜する。読了した『オーデュボンの祈り』の案山子の噂話が出てニヤリ。空巣狙いの達観、失業者の諦念にはすごく納得。傲慢な精神科女医には嫌悪感。神を信奉する青年の不可思議な思考。既に2作目にして伊坂ワールドが確立されていると感じた。,知人のおすすめだったので読んでみました。 登場人物が多いですが、章が分かれておりサクサク読めて面白いです。伊坂幸太郎の作を初めて読みましたが、面白さと読みやすさと他の作品も読んでみようと思いました。,おすすめでよく見かける作家さんで気になってました。 通勤電車で読むのですが、1つの章が短くて、淡々と進む感じで 読み易かったです。 やはり、登場人物によって読むテンション変わりますね(笑) ずっと細切れだった色々が繋がっていって、読後感が爽快でした。 (山に向かった彼の事を思うと何とも言えない気持ちになりますが…) 面白かったので、ほかの作品もどんどん読んでいこうと思います!,伊坂幸太郎さんは大好きな作家さんの1人です。すごくテンポがよく大変読みやすいイメージ。最後に物語のすべてが合致するというか、ラストまでずっとワクワクドキドキ、そんな物語。ラッシュライフおすすめです。,著者の得意な複数の登場人物の目線で話が進みやがてひとつに繋がるといった形式で書かれています。手法は同じでも内容は違いよくこのような発想ができるものだと感心します。
レビュー(2068件)
扉絵のエッシャー作「上昇と下降」がこの物語を象徴する。空巣狙い、精神科医とサッカー選手が乗る車、野良犬連れの失業者、神と崇められる男の物語が、時空間をずらしつつ、少しずつ錯綜する。読了した『オーデュボンの祈り』の案山子の噂話が出てニヤリ。空巣狙いの達観、失業者の諦念にはすごく納得。傲慢な精神科女医には嫌悪感。神を信奉する青年の不可思議な思考。既に2作目にして伊坂ワールドが確立されていると感じた。
知人のおすすめだったので読んでみました。 登場人物が多いですが、章が分かれておりサクサク読めて面白いです。伊坂幸太郎の作を初めて読みましたが、面白さと読みやすさと他の作品も読んでみようと思いました。
ようやく…!
おすすめでよく見かける作家さんで気になってました。 通勤電車で読むのですが、1つの章が短くて、淡々と進む感じで 読み易かったです。 やはり、登場人物によって読むテンション変わりますね(笑) ずっと細切れだった色々が繋がっていって、読後感が爽快でした。 (山に向かった彼の事を思うと何とも言えない気持ちになりますが…) 面白かったので、ほかの作品もどんどん読んでいこうと思います!
伊坂幸太郎さんは大好きな作家さんの1人です。すごくテンポがよく大変読みやすいイメージ。最後に物語のすべてが合致するというか、ラストまでずっとワクワクドキドキ、そんな物語。ラッシュライフおすすめです。
著者の得意な複数の登場人物の目線で話が進みやがてひとつに繋がるといった形式で書かれています。手法は同じでも内容は違いよくこのような発想ができるものだと感心します。