多彩な思潮と文学作品を生み出してきた京築地域(福岡県北九州市南東部、行橋市、豊前市、京都郡、築上郡)。江戸後期、明治、大正、昭和に輩出した21名の文学者を取り上げ、その文学的人脈と文献を紹介する。郷土への深い愛情と半世紀を超える研究とが織り成す書。
【京築が輩出した文学者たち:本書掲載】
村上仏山/末松謙澄/末松房泰/広瀬旭荘/吉田学軒
毛里保太郎/杉山 貞/竹下しづの女/堺 利彦/小宮豊隆
葉山嘉樹/鶴田知也/火野葦平/里村欣三/白河鯉洋
玉水俊虠/石井省一郎/緒方清渓/友石テキ堂/秋満越渓/松本清張
序 山内公二
まえがき
1 京築を彩る文化と歴史
吉田学軒と森鷗外と「昭和」の元号
行橋地方の近代教育の特色
村上仏山の私塾・水哉園の教育
幕末の漢詩人たちの歴遊 広瀬旭荘の書簡と『仏山堂日記』を中心に
竹下しづの女と漢学塾・水哉園
末松謙澄と「門司新報」
葉山嘉樹の文学への出発 『葉山嘉樹短編小説選集』の出版
新資料による葉山嘉樹の父・荒太郎郡長の足跡
里村欣三をめぐる北九州出身の作家たち
プロレタリア作家・里村欣三と火野葦平の戦争と生活
鶴田知也の「謙虚」と「実践」の文学
連歌の再興に賭けた人 高辻安親宮司を悼む
2 郷土・美夜古の文献と歴史
はじめに
郷土ゆかりの文化人たち
幕末ー明治の郷土を知る
郷土史を学ぶ
紀行に見る郷土
郷土の文化を知る
つれづれなるまま
初出一覧
レビュー(0件)